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ボダ被害に遭わない、逃げ切るためのブログ

境界性人格障害者から被害を受けている方のためのブログです。

大正大学の全裸事件について

時事の話題 境界性人格障害
いつものテンプレートではない形で、今回は記事を始めます。
まず最初に、重要な注意です。

今回の記事における「学生」或いは「彼女」が、境界性パーソナリティ障害であるという確定した情報はどこにもなく、また私も「学生」或いは「彼女」が何かしらの病気であるかの専門的な判断はできる立場ではありません。
以上を踏まえて記事を閲覧願います。
本記事に限り、不確かな情報を拡散しないために、一部引用はご遠慮ください。

では本文です。

大学から発表された内容です。

本学非常勤講師による不適切な行動について(報告)

概要としては、親御さん公認で交際をしていた非常勤講師(男性・55歳)と学生(21歳)が諍いになり、学生の要求により非常勤講師が学内で全裸になった挙句、他学生に目撃され騒動になった、というものです。

講師の説明及び非常勤講師の謝罪の一文から、私は学生が境界性人格障害を患っているのではないかと推測しています。(くどいようですが、私は専門家ではありませんから診察や類似する判断はできません。)

それは、公式の報告より「当該講師の言葉によると、感情が高まると突発的にどんな行動を取るか分からず、彼女の言う通りにしないと収まらないということを経験的に知っており」という一文、また「当該講師は彼女の不安感を払拭させるために取った行動ではあるものの」という一文からの推測です。

境界性パーソナリティ障害、或いは境界性人格障害、その英語名からボーダー、ボダとも略称される病気は、常に不信と不安に心が晒されています。
その感情を解決するために、ボダを患う人は他者に様々な要求をしますが、根本的には自己の思考の問題のため、求められた他者が応えた行為は、まるで砂漠にグラスで水を注ぐように吸い込まれて消えてしまい、決して解決はしません。応えれば応えるほど、さらに要求はエスカレートして、しまいには破綻します。

通常、他人から他者の都合一辺倒な要求を繰り返されると、人はいずれ要求者との関わりを断ちます。
しかしボダを患う人は、この繋がりを切れにくくするために労力を費やします。詳細は本ブログの別の記事を参照してください。ここではその内容や過程は省略しますが、結果的に、要求された側はボダのために自己を犠牲にして要求を満たす存在になります。

その関係は非常に閉鎖的で、外側から見れば要求された側がなぜそこまでするのか、不可思議に見えます。
今回の件についても、要求されたから公衆のエリアで全裸になるということは、通常あり得ない行為です。

もちろん当事者の非常勤講師にとっても、あり得ない行為であることには変わりはないでしょう。ここでのポイントは、学生から要求されたその時、非常勤講師にとって「公衆のエリアで全裸になること」は、彼の中では最悪ではなかった、ということです。言い換えると「全裸になる以上の最悪がそこに存在した」ということです。

別の視点から見ると、学生にとっても公衆のエリアで全裸になることは、通常あり得ないことのはずです。
ですが、学生には非常勤講師の与えてくれるもの(時間であったり、愛情であるかもしれません)に対する不信感が日々募っていたのでしょう。
なんの根拠もなく疑い、その疑惑を晴らすためには「自分の要求に相手が応えること」しかなく、応えられても一時的に満足するのみで、次にはより過大な要求で試して確認をしなくては満足ができなくなります。
その行き着く先は「通常では応えられない要求をする」です。同時に、応えられないという結果を得て、応えられないことを詰り、結果、相手が罪悪感と負い目を覚えてさらに自分から離れられなくなることを目指すようになります。

そしてそのひとつのケースが、公衆のエリア、しかも非常勤講師の立場としては到底呑めない学内で全裸になる、なのかもしれません。

ただの憶測です。
もし非常勤講師が全裸になることを断れば、先に書いたように応えられないことを詰り、相手にそれがいかに罪であり、罪を犯すとどれだけ痛い目をみるかを覚えさせるような行動をします。それは非常勤講師への暴力などという生ぬるいものではないでしょう。場合によっては非常勤講師を社会的に破滅させるような騒動を起こす、或いは自分が自害するなどの命の駆け引き(あなたが要求に応じないから、あなたのせいで私は死ぬというような)だったかもしれません。そのようなレベルでなければ、流石に全裸を上回ることはないのではないかと思います。

しかし、非常勤講師が応じて全裸になった時にも、学生は満足を感じたとは限りません。その程度でなんとかなると思われたと怒りを感じて、さらに「衣服は学生が持ち去ってしまった」という行動で、それでも自分の要求に歯向かわない、自分を見捨てないのかを試したのではないかと思われます。


結果が出てしまっているので、全て後から論になりますが、私感としては、今回のことを踏まえて、非常勤講師は今からでもこの学生からは離れるべきでしょう。
残念ながら、もし学生が境界性パーソナリティ障害であったとすれば、この非常勤講師では学生のこころを回復させることはほぼ難しいでしょう。なぜなら「要求をきちんと断り、双方を破綻させない」ことができなかったという結果が出てしまったからです。非常勤講師は、流されてしまったのです。
酷い言い方ですが、社会的に破滅しましたが、全裸で済んだだけマシだとも思います。
別の記事でも書いた繰り返しになりますが、境界性パーソナリティ障害は、根本的に本人が本人と向き合い、治療を受けなければ完治は難しい病気です。
誰かが本人に変わって自己を犠牲にし続けていれば、いつか満たされてなんとかなるようなものではありません。


最後に。

学生が境界性パーソナリティ障害であるかどうかはわかりませんが、何かしらの心の病を抱えてはいるのは間違いなさそうです。
今回のことをきっかけに、その病に向き合って回復を目指す方向へ進むことを願います。

また、非常勤講師については、「自分の大事な人を守る」ことと「自己犠牲」がイコールではないと気がつき、大事な人を守るためには、自分を守れることが大前提であると認識をされることを願います。
今回、立ち直れない程の(あらゆる意味での)ダメージをお受けになられたこととお察ししますが、それでも、今まで「大事な人」のために使われていた精神力を、今度は自分のためにこそ行使なさってください。
これから平穏が訪れることを祈ります。